歴史と伝統
先日、京都にある禅寺の建仁寺を訪問してきました。
ここを訪れた理由は、ある絵を見たかったからです。
それが、これです!
圧巻の双龍図。
日本画家の小泉淳作が2年の歳月をかけて描いた天井画です。
この寺院には、他にも俵屋宗達が描いた風神雷神図屏風や海北友松によって描かれた雲竜図の襖絵などがあります。
残念ながら展示されているものは本物ではありませんが、それでも充分な迫力と存在感を放っていました。
小泉淳作が描いた双龍図と海北友松が描いた雲竜図の間には、約400年の年月差があります。
その時代の差がどのように絵に現れているのかは私にはわかりませんが、絵画の手法が数百年にも渡って受け継がれている事に感動を覚えました。